岩波文庫<br> ロシアにおける資本主義の発展 〈上〉

岩波文庫
ロシアにおける資本主義の発展 〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 364p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003413500
  • NDC分類 332.38

出版社内容情報

農奴制撤廃後30年余,ロシア資本主義のための国内市場がいかに形成されたかを,厖大な統計的材料の批判的加工によって具体的に分析し,前革命期ロシアの社会的=経済的構造を解明したレーニン(1870‐1924)の大著.特に革命的階級闘争におけるプロレタリアートの指導的役割と農民層の2重の役割に関して,明白な解答を与えようとしたことは重要である.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえ

6
「労働者たちの大量移動は、高度に発展した資本主義に固有の、特殊な雇用形態をつくり出した。南部や東南部には多くの労働市場がつくり出され、そこには数千人の労働者が集まっていて、そこに雇主がやってくるのである。しばしば、このような市場が、都市や工業中心地や商業的な村落にでき、また定期市のときにできる。中心地の工業的な性格は、農耕以外の仕事にもやとわれるのとを望んでいる労働者たちの特別の注意を引きつける。たとえば、キーエフ県で労働市場となっているのは…ツエールコフィ市などである」流石に今読んで得るものはなかった。2022/05/08

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