出版社内容情報
20世紀物理学の最大の成果の1つである量子力学.本書はその形成の中心的役割を務めたボーアが,量子力学形成直後から晩年に至る間,量子物理学の歴史を回顧し,後の発展の方向をも展望した18の論文と講演からなる.
内容説明
二十世紀の物理学における最大の成果のひとつである量子力学。本書は、その形成に中心的役割を果たしたニールス・ボーアが、量子力学形成直後の1925年から晩年にいたるまでのあいだに、量子物理学の歴史をふりかえり、また、その後の発展の方向を展望した、18の論文と講演からなる。
目次
原子論と力学
原子
J.J.トムソンの古希の祝いへのメッセージ
ゾンマーフェルトと原子論
原子論と自然記述の諸原理
化学と原子構造の量子論
原子の安定性と保存法則
フリードリッヒ・パッシェンの古希の祝いによせて
ゼーマン効果と原子構造の理論
量子論における保存法則〔ほか〕