岩波文庫<br> ラッセル幸福論

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岩波文庫
ラッセル幸福論

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784003364932
  • NDC分類 133.5
  • Cコード C0110

出版社内容情報

自分の関心を内へ内へとむけるのではなく,外界へとふりむけてあらゆることに好奇心をいだくこと.偉大なるコモンセンスの人ラッセル(一八七二‐一九七〇)は,これこそが幸福獲得の条件でありそれは自己説得によって可能なのだ,と説く.たくましく,しなやかに人生を生きるための知恵がこの幸福の処方箋にはたっぷりと書き込まれている.

内容説明

自分の関心を内へ内へとむけるのではなく、外界へとふりむけてあらゆることに好奇心をいだくこと。偉大なるコモンセンスの人ラッセルは、これこそが幸福獲得の条件であり、それは自己説得によって可能なのだと説く。たくましく、しなやかに人生を生きるための知恵がこの幸福の処方箋にはたっぷりと書き込まれている。

目次

第1部 不幸の原因(何が人びとを不幸にするのか;バイロン風の不幸;競争;退屈と興奮;疲れ;ねたみ;罪の意識;被害妄想;世評に対するおびえ)
第2部 幸福をもたらすもの(幸福はそれでも可能か;熱意;愛情;家族;仕事;私心のない興味;努力とあきらめ;幸福な人)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のっち♬

126
著者自身の観察と経験に基づいて執筆された幸福獲得のための処方箋。それは客観的な視点を持ち、興味や情熱を内ではなく外へ向けるための心がけを示唆するもので、現代人を自己の殻へ閉じ込める様々な情念の克服法や幸福の秘訣を提示していく。中でも、「意識的な思考を無意識の中に植えつける」ことで神経的な疲れを回避する手法や、中庸で統合性のあるもの静かな生き方などには、著者の理想的な人間像を求める情熱や理性的努力に対する強い信念がよく現れている。「幸福な人とは、客観的な生き方をし、自由な愛情と広い興味を持っている人である」2021/03/28

なかしー

102
老若男女が抱える疑問「幸せってなんだろう?」について考える本。 著者はどんな人? 数学、哲学者であり、人道的理想や思想の自由を著作を評価され1950年ノーベル文学賞受賞、核廃絶・科学的平和利用を宣言したラッセル=アインシュタイン宣言した人物 構成は不幸と幸福。 三大幸福論の内で私的No1。 なぜか? 文学や宗教的ではなく、合理的で実用的な幸福論だから(解説引用) 不幸では自分の考えが内へ向かっているのを、視野を広げて解きほぐしてくれる。 幸福では色んなことに興味を持って、社会とつながることの大切さを解説2019/12/16

ナマアタタカイカタタタキキ

92
熱意、愛情、家族、仕事、私心無き興味、努力と諦観…幸福のために目を向けるべきものとは何だろうか。競争、退屈と興奮、疲れ、妬み、罪の意識、被害妄想、世評への脅え…幸福を妨げるものも数多く存在する。些末なものたちにとらわれず、自己没頭するよりも外側に関心を持ち、己が生命の大きな流れの中に在ることに意識を向ける時、より幸福を得られるという。哲学的な小難しさはなく、(時代は違えど)実生活に基づいて書かれている部分が多く、かつ理路整然としているため、とっつきやすい。目新しい価値観というよりは常識的である→2021/09/14

なかしー

62
しなやかに人生を生きるためのエッセンスたっぷりの良書(表紙より引用)。 文体も柔和で読みやすかった。 私自身ネガティブな考えや気持ちに陥りやすいので第1部「不幸の原因」は何度か読んでおきたいい。2018/12/27

KJ

45
不幸という名の犯人の正体を暴く事で対極に位置する幸福の正体も明らかになる。幸福を巡る謎を解く推理小説を読んでいる様な知的興奮を味わえた。不幸の原因は自己没頭にある。自己の内側を幾ら掘り下げてもベクトルが真逆である以上幸福には辿り着かない。自己の外側へ興味を転じた場所に幸福は存在する。何かを書きたければ書かない様に努める。愛情を受ける人は要求する人ではなく与える人である。既存の思考を反転させる重要性に気付かされた。抽象的な言葉で読者を煙に巻く事の無い面白さと分かり易さが良かった。合理的で実用的な名著だった。2019/03/11

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