出版社内容情報
アジアの大半と東欧諸国は，13世紀，勇猛なタタール民族に蹂躙され，動乱のるつぼと化した．ここに一代の英雄ジンギス汗は，強力な軍隊を率いて縦横に活躍し，ついに一大帝国の建設を成しとげた．ドーソン（1779‐1851）の本書はこのジンギス汗の事蹟から元末にいたる蒙古の盛衰を説き，その構想と資料の豊富さによって今なお水準を抜く名著である．
感想・レビュー
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壱萬弐仟縁
19
旧字体。 表記が難しく、難解。 蒙古人は文字を書するの術を知らず祖先の姓名と部族の歴史的事実とを 口頭にて語り伝えたり（６６頁）。 法律なら不文法か。部族らしい。 本書よりも類書というか、簡単な入門書を読んで多少の知識を もっておかないと、理解できない。 高校世界史Bで出てくるような人名はなんとか判別できるが、 漢字なのでどう読むのかだけでも厳しいか。 内容までは難しい。 過度の飲酒は成吉思汗によりて然る可からずとして戒められたり（２９７頁）。 2014/03/25
金吾
9
蒙古の勃興特にジンギスカンの戦い、政策について書いています。内容は興味深いのですがいかんせん口伝でしか伝わっていない名前を漢字表記にしているため名前の解読が大変でした。2020/09/06
シンドバッド
6
人名が漢字表記のため、四苦八苦2013/11/01
