出版社内容情報
ローマはなぜ滅びなければならなかったか? 本書はいまなおわれわれの関心をそそるこの問題に答え,もっとも多く読書家にひもとかれた古典的史書.大帝国ローマが衰頽し始めたときから東ローマの滅亡にいたるまでの13世紀にわたる歴史を詳細にいきいきと描く.ローマ帝国の衰亡はまた人間の運命でもある.解説=村川堅太郎
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rbyawa
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前評判時点で「いやまあちょっと」ということは聞いていたのだけれども、正直、むしろ自身が癖のあるという自覚のある人なら読んで数行で気付く気もする、あくまで徹底して「衰亡史」、別にいいんだが、本当に一代かそこらしか違わないんだから一代前から(前提として)語ってもいいんじゃないか? とも思うが衰亡史。しかし、ギボンがどうの、ということを抜いてもあまり読んでて気分のいい内容ではねーなー、、、ギボンのせいじゃないよ、自然死の“皇帝”って多分これ、この本が始まってから5人いないよね。2009/12/02