岩波文庫
吉田松陰

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  • サイズ 文庫判/ページ数 282p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784003315415
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C0195

出版社内容情報

明治の元勲はすでに位高く志満ちて意欲を失ない,今や維新の大業はなかば荒廃したという切実な認識から,では現状をいかに打破するかの精神的課題を,松陰像に結晶させた蘇峰.その若々しい筆致は,本書を傑出した史論・人物論たらしめている.明治二十六年版を底本にし,読みやすさに意を用いた. (注・解説 植手通有)

内容説明

明治の元勲はすでに位高く志満ちて意欲を失い、今や維新の大業はなかば荒廃したという切実な認識から、では現状をいかに打破するかの精神的課題を、松陰像に結晶させた徳富蘇峰(1863‐1957)。その若々しい筆致は、本書を傑出した史論・人物論たらしめている。明治26年版を底本にし、読みやすさに意を用いた。

目次

誰ぞ吉田松陰とは
家庭の児
徳川制度
鎖国的政策
天保時代
水野越前守の改革
長防二州
旅行
象山と松陰
攘夷〔ほか〕

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁冊

21
ルビが多く、親切な構成。 66頁に寛政の改革が出てくるが、 旧里帰農令こそ、現代も必要としているのではないか。 東京一極集中の是正である。 25年ぐらいは繰り返し唱えられてきている。 松下村塾では、学問は、書物の上の学問に非ずして、 実際の上の学問なり(165頁)。 読書は勉強さえすれば書中自ずから妙味有り、 読書論は申したき事あれども言うも無益なり(202頁)。 2014/03/31

あんどうれおん

4
稀代のジャーナリストが天才を論じた本。文語体であることさえ気にならないほどの名文で構成された傑作です。2020/10/26

ダージリン

4
徳富蘇峰は予てから読んでみたかったのだが、実に格調高き名文であった。幕末に至るまでの歴史的背景が詳しく記されており、開国を巡る動乱についてイメージがくっきりした気がする。吉田松陰は私心なき純粋な人物であったことを改めて感じる。短き一生ではあったが、自らの役割を全うし完全燃焼したと言えるのではないだろうか。死地となる江戸へ行く前に詠んだ「鳴かずあらば誰かは知らん郭公 さみだれ暗く降り続く世は」という歌は、妙に胸に響いた。2016/04/10

2n2n

3
明治に書かれた論稿だけあり読んで理解するのに一苦労。でも「あ、風雲児たちでこんなシーンあった」という箇所をいくつか見つけられたのは、なんか得した気分。そんなところです。2013/06/20

HiroK

0
①松陰先生は行動の人、革命の人 ②教育は相手の動機に訴えるものを探りよりよいものになろうと思わせる ③治療計画(理想提示)、排毒,治療(革命)、療養(治世)の3ステップの中、革命の人2011/10/13

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