岩波文庫<br> 母 〈上〉

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岩波文庫
母 〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 309p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784003262733
  • NDC分類 983
  • Cコード C0197

出版社内容情報

息子への愛だけを生きがいに,何事にもびくびくして無知と忍従の生活を送っていたニーロヴナ.しかし彼女は次第にめざめ,革命家へと成長してゆく.この主人公を軸とし,社会の重圧をはねのけて立ちあがる新しい群像を描いたこの作品は,ロシア革命前夜の苦悩をリアルにとらえるとともにその理想を今に伝え,なお人々の心を打つ.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

96
母への思慕…ではなかった。ゴーリキー版「ジェルミナル」か、いや、社会主義革命的にいえばこちらが本場。工場で働けど働けど、暮らしは楽にならず。休日を1日挟んでも疲れは蓄積していく。憂さ晴らしはウォッカ、喧嘩。若い工場夫パーヴェルは、革命思想にめざめ、友人たちを招いて勉強会を自宅で開くことにする。不安に思いながらも見守る母。しかし、憲兵には目をつけられ、何人かは引き立てられていく。彼女は、革命家たちみんなの母となっていくようだ。2017/03/05

cockroach's garten

20
社会主義リアリズムを提唱したゴーリキー。彼の考えは後のプロレタリア文学に大きな影響を与えた。今作は彼の代表作の一つである。貧しい労働者の家庭で横暴な夫が暴力をふるいその息子も夫が亡くなった後はそこらの労働者と変わらず、飲んだくれては粗暴に振舞う始末。だが息子はしばらくしたら人が変わったようにお酒を止めて、母親を労わるようになる。やがて彼は社会の矛盾を正そうと仲間と共に活動していく。無知ながらも息子の活動を見守る母親の姿と邁進する彼らの姿はハラハラして面白かった2019/12/29

KUMAGAI NAOCO

0
帝政崩壊間近のロシアで、労働者による社会主義運動の活動と、その回りで繰り広げられる様々な事件や出来事などを、活動の中心人物パーシャの母の視点から描いてる。なんか読み進めるにつれて、純粋に母親が息子の行く末を案じるばかりでなくて、息子が何をしようとしているのかも肯定し、そして自らも革命運動に身を投じてるお母ちゃんすごいな、と涙してしまった。2016/03/17

allomorph

0
最後の方面白くなってきたけど続きはいつ読めるのやら・・・2015/03/23

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