岩波文庫 ベンヤミンの仕事 1<br> 暴力批判論 他十篇

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岩波文庫 ベンヤミンの仕事 1
暴力批判論 他十篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 308p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003246313
  • Cコード C0198

出版社内容情報

二○世紀の最もアクチュアルな思想家,抜群の感受性と批評精神をあわせもつ文学者,繊細なきらめきに満ちた散文の書き手……いま最も注目をあつめるヴァルター・ベンヤミン(一八九二―一九四〇)の多岐にわたる仕事のなかから「翻訳者の課題」「認識批判的序説」「一方通交路」「ベルリンの幼年時代」など,亡命以前の主要な諸篇を収める.

内容説明

20世紀の最もアクチュアルな思想家、抜群の感受性と批評精神をあわせもつ文学者、繊細なきらめきに満ちた散文の書き手…。いま最も注目をあつめるヴァルター・ベンヤミンの多岐にわたる仕事のなかから、「翻訳者の課題」「認識批判的序説」「一方通交路」「ベルリンの幼年時代」など、ベルリン時代の主要な諸篇を収めた。

目次

運命と性格
暴力批判論
翻訳者の課題
雑誌『新しい天使』の予告
認識批判的序説
一方通交路(抄)
シュルレアリスム
ベルト・ブレヒト
破壊的性格
文学史と文芸学
1900年前後のベルリンの幼年時代(抄)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

傘緑

31
「タルムード…天使は――毎瞬に新しく無数のむれをなして――創出され、神のまえで讃歌を歌いおえると、存在をやめて、無のなかへ溶けこんでゆく」頭を抱え痛めながら読んだ本。もう少し素直に書いても罰は当たらないと思う。タルムードと資本論を楕円の二つの焦点に、その間を筆とともに揺れ動く謎めいた人物であるベンヤミン。相反する二つの世界をつなぐ中間的な存在がクレーの描く天使たちだったのかな?そんな彼が終生手放さなかった、クレーの『新しい天使』。彼には啓示を授けたようだが、私には夢に出てきそうな悪夢の元を、天使もいろいろ2016/10/31

しゅん

20
おそらく読むの三度目だが、未だに言葉が手からすり抜けていくのを確認する作業だ。「暴力批判論」にしても、まずは神と神話の関係を密に紐解いていかないと何も掴めないのかも。「翻訳者の課題」の「多くの言語をひとつの真の言語に積分するという壮大なモティーフが、翻訳者の仕事を満たしている」というのは面白かった。つまり翻訳者はバベルの塔の建設に携わっているということか。その他「一方通行路」のシュール的にも思えるアフォリズムも興味深いし、「認識批判論序説」のメタ哲学は鋭く批評的、な気がする。2017/08/18

彩菜

13
法の根源とは運命の冠を被った暴力ではなかろうか、とベンヤミンは言う。例えば戦争という暴力の後の講和、それは諸関係を修正し確定し新たな法として認めるだろう。暴力は法を措定する。その法は法を保証する権力という暴力の代理人を起源とし、その維持の為に暴力を潜在させ、結末として相手が協定を破る時には暴力を用いる権利を持っている。その性格は運命的で逃れる希望があるだけに脅迫的、その二義的平等は貧者にも富者にも橋の下で眠る事を禁じるのだ、と。こうした法の暴力性と性格は現在もまるで変わっておらず、彼の言葉は今なお鋭利だ2019/10/27

ハチアカデミー

10
B 掴めそうで掴みきれない印象も残るが、示唆に富んだ一冊。法と暴力の関係を論じる表題作は秀逸。暴力を統制するために法があるのではなく、法が暴力を生むという観点から、目的の為の手段としての暴力と、何も意図を持たない神的暴力を対比させる。その上で、国家暴力を廃止することで、新しい歴史が生まれると結論づける。いまに照らし合わせるなら、法の想定を自然災害が越えたことを想起させられる。もちろん、法無しに共同体は成り立たない。しかし、その法が、暴力を内包していることを肝にめいじる必要はあるだろう。2012/04/05

ラウリスタ~

9
やっぱり、読まれる本とそうでない本との違いが分からない。なんでこんなに読まれてるんだ?岩波の中ではむしろ面白くない部類に入るだろうに、不思議だ。それはともかく、ラストの数編は非常に良い。自分がこの作品を受け入れられる精神状態に陥ったときに読むと、数ページごとに泣きそうになるぐらい、いい。だから、結局のところ、何を読むかということ以上に、どんな精神でもって読むかが重要ってことが分かる読書ではあった。99%の退屈と、1%の恍惚が混ざった本かな。2012/07/17

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