岩波文庫<br> 高慢と偏見〈上〉 (改版)

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岩波文庫
高慢と偏見〈上〉 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 330p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003222218
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

所はハーフォードシア.ベネット家には五人の娘がいる.その近所に,独身の資産家ビングリーが引越してきた.彼は美しくすなおな長女ジェーンに惹かれ,その友人ダーシーは聡明で溌刺とした次女エリザベスを好ましく思うが…….のどかな「田舎の村の家庭生活の絵」の中に,オースティン一流の精緻な人間観察とユーモアが光る.

内容説明

所はのどかなハーフォードシア。ベネット家には五人の娘がいる。その近所に、独身の資産家ビングリーが引越してきた。―牧師館の一隅で家事の合間に少しずつ書きためられたオースティン(1775‐1817)の作品は、探偵小説にも匹敵する論理的構成と複雑微妙な心理の精確な描出によって、平凡な家庭の居間を人間喜劇の劇場に変える。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

238
1796年に書かれたこの物語、のどかで 今読んでも ほっこりして面白い。5人の娘を 持つベネット夫人が近くに越してきた 若くて美男子でお金持ちの紳士の噂をする.. 全編が紳士たちの動向に一喜一憂する、 ほのかな婚活ドラマである。 エリザベスとダーシー氏とのやりとりも 古めかしいが王道の恋物語だった。下巻で どう展開させるのだろうか。2016/10/02

ケイ

139
再読。やはり合わないオースティン。結婚相手探し、家柄、財産…辟易しながら、何作読んでも良さがわからず放り出した。しかし、英国文学史を数冊読んで思ったのは、オースティン抜きには語れないということ。オースティンはディケンズより1つか2つ世代が上。オースティンの項で必ず理解がつまずく。それを踏まえて再読開始したが、やはり結婚相手でしか未来を決められない女性のあり方に、憤懣やる方なく…。そうであるならば、維持を張るキャサリンは中途半端にみえる。どう身を処すのだろう。結末を知っているとはいえ。ため息。2021/09/09

雪月花

55
映画は楽しめたが、岩波書店の本書は時折驚くほど奇妙で回りくどい訳があったりしてなかなか気持ちが入り込めず苦戦。(訳者の富田彬氏は明治生まれで50年前に亡くなっているお方だった。)それでも上巻の最後でエリザベスがダーシーからの手紙によって、自分がどれだけ虚栄心から人を見誤っていたかを悟ったところでようやく面白くなってきた。他人の噂や評価を鵜呑みにして人を判断することは誰でもあるが、聡明なエリザベスがそれに気づいてダーシーの人柄を見直すことで物語が新たな展開を見せる。下巻もすぐ読めるかな。2021/05/17

yumiha

39
もう読むのを止めようと何度も思った。イギリスの田舎町の社交界で、より見栄映えもよく、よりお金持ちの結婚相手を見つけるための駆け引きがポイントなん?と思ったからだ。そんなもんならうんざりだし、私の趣味ではない。いきおいページは進まない。他にも読みたい本が積んであるのを横目で見てしまう。訳者の持って回った口ぶりや古臭い言いぶりも気に入らない。でも、ヒロインのエリザベスやその父ベネット氏や叔母ガードナー夫人は、そんな世界を、まだ冷静に見ているような気がした。ま、ここまで来たんだから、もう少し付き合ってやろう。2019/04/11

shinano

30
上巻での印象だが、良いタイトル作品と思う。どんな人間も虚栄心と自尊心は絶対に持っている。自分以外と接する際に虚栄心と自尊心の適度さと匙加減ができなければ人間関係は破綻することをこの作品から伺える。自分の価値観が基準線で、そのときどきの感情か理性かの優勢比率の後押しが、高慢や偏見視を生んできていたと主人公が気づいていく。態度高慢にしか見えない人や従順柔和な正直と見える人、だれがみても愚鈍な虚栄心の塊の人など見た目解かり易い人物なども、家庭と近隣住人に配し主人公の感情の流れと理性での自己と他人洞察の作品だ。2010/09/17

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