岩波文庫<br> カター・サリット・サーガラ 〈4〉 - インド古典説話集

岩波文庫
カター・サリット・サーガラ 〈4〉 - インド古典説話集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003206645
  • NDC分類 929.883
  • Cコード C0300

出版社内容情報

本書は11世紀にあらわれたインド文学史上最大の説話文学集であり,「ウダヤナ王行状記」と「ナラヴァーハナダッタ行状記」を全篇の枠とし,その中にあらゆる源泉から流れ出た物語の大小の河川が流れこんでいる.まさしく物語(カター)の河川(サリット)が注いだ一大海岸(サーガラ)であり,中世ヨーロッパの寓話,説話の源泉でもある.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

61
ムーリンガダッタ王子が、侍臣が見た夢を正夢にするために冒険に出る物語。竜の剣を奪おうとして逆に呪いをかけられ、バラバラにされてしまった王子と侍臣たちが、それぞれに冒険し、再会していく。夢に出てきたヴェーターラは屍肉を喰らう怪物で挿入説話の中でそのおぞましさが生々しく描かれているが、あることをすると祝福を与えてくれるという異色の存在。このヴェーターラについては、『ヴェーターラ25物語』というのもあるそうだ。2020/04/30

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