出版社内容情報
本書は11世紀にあらわれたインド文学史上最大の説話文学集であり,「ウダヤナ王行状記」と「ナラヴァーハナダッタ行状記」を全篇の枠とし,その中にあらゆる源泉から流れ出た物語の大小の河川が流れこんでいる.まさしく物語(カター)の河川(サリット)が注いだ一大海岸(サーガラ)であり,中世ヨーロッパの寓話,説話の源泉でもある.
本書は11世紀にあらわれたインド文学史上最大の説話文学集であり,「ウダヤナ王行状記」と「ナラヴァーハナダッタ行状記」を全篇の枠とし,その中にあらゆる源泉から流れ出た物語の大小の河川が流れこんでいる.まさしく物語(カター)の河川(サリット)が注いだ一大海岸(サーガラ)であり,中世ヨーロッパの寓話,説話の源泉でもある.