出版社内容情報
「仮りに暗黒が/永遠に地球をとらへてゐようとも/権利はいつも/目覚めてゐるだらう」(馬車の出発の歌).「都会の饑餓」の中で熱烈な思想の塊となって時代を撃った小熊秀雄の詩.代表作『小熊秀雄詩集』,『飛ぶ橇』等より年代順に編まれた本詩集は,時代を越えて生きた「モダンな自然人」小熊の道程をあますところなくつたえる.
「仮りに暗黒が/永遠に地球をとらへてゐようとも/権利はいつも/目覚めてゐるだらう」(馬車の出発の歌).「都会の饑餓」の中で熱烈な思想の塊となって時代を撃った小熊秀雄の詩.代表作『小熊秀雄詩集』,『飛ぶ橇』等より年代順に編まれた本詩集は,時代を越えて生きた「モダンな自然人」小熊の道程をあますところなくつたえる.