岩波文庫<br> 不言不語

岩波文庫
不言不語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 107p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003101445
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

明治28年1月より「読売新聞」に連載されたもの.「源氏物語」を座右に置いて書いたといわれる完璧な雅文調とその探偵小説的興味によって連載中は読者から大いに好評を博した.ある家に奉公している環という女性の手記の形をとり,そこの夫婦の異常な不和の原因を徐々に解明しながら最後まで読者をひきつけていく.解説=本間久雄

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

18
文体がまるで古文調。 此二三日は雨降続けて 鬱陶しければ、其が為に 例の御思悩の募りける 餘に、取乱し給ひしならむ (32頁)。 この梅雨のような季節の 気の重さが伝わる。 他の内容はよくわからない。 蛍とか花火も出てきたのは モチーフとしては情景 が浮かんできたけれども。 2014/06/10

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