岩波文庫<br> 南総里見八犬伝〈5〉

岩波文庫
南総里見八犬伝〈5〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 465p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003022450
  • NDC分類 913.56
  • Cコード C0193

出版社内容情報

伏姫割腹のおり光を発して飛び散った八個の珠数玉.ゆっくりと物語が進行するに従い,それぞれに一個の玉を持ち八方に生い立った八犬士の面々が,一人また一人と登場してくる.雄大・複雑な筋立て,リズミカルな文章,興趣を添える挿絵が,読者を『八犬伝』の世界へと誘う.作者はこの作品に二十八年の歳月を費やした.

内容説明

さしもの妖婦船虫も今は辻君に身を落し、六犬士に捕って牛に突き殺される。やがて里見義実の危急を救うべく「八犬士の随一」犬江親兵衛が登場。「身の丈3尺45寸、面の色は薄紅、肌え白く肉肥えて、骨逞ましき有士の相貌」の神童として。