出版社内容情報
国初から承久の乱にいたる日本歴史の大概を叙しながらも,単なる編年史ではなく,「道理」の理念を中心思想とする独自の史観に基づいた哲学的著作として,史学史上また思想史上異彩を放つものである.ことに保元以降鎌倉前期の世態については,天台座主たる著者慈円が自ら体験したところをありのままに録したものである.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
14
道理は不変ではなく時代に応じて変わっていくという考えは現代でも通じる考え方だと感じました。読みにくい部分もありますが、淡々とした記述は好みです。2021/08/30
シンドバッド
5
承久の変 前後の歴史叙述 私の苦手のカタカナ 読むのに一苦労 附録の冒頭部分智解の無碍に失せて学問と云うことをせぬ也は、自分への教訓。2013/10/03
モーリーン
2
さんとよんを読んだ。昔は楽しんで読んでたのにそこまで楽しめなかったなぁ。たぶん昔の私は生意気だったのでは!ふふん、みたいなと思いつく。2019/04/15
perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇿🇦🇵🇸🇾🇪🇸🇾🇱🇧🇨🇺
0
読みにくい文章で、半分も意味が分かったかどうか。2010/10/05