同時代ライブラリー<br> 日本語について

同時代ライブラリー
日本語について

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  • サイズ B40判/ページ数 335p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784002602011
  • NDC分類 810.4
  • Cコード C0381

出版社内容情報

本居宣長日記の微妙な言葉遣いから若き日の恋愛を推理しそれが彼の学問をどう深めたかを論ずる講演録.他に人間くさい辞書の話,古語が語る日本人の感受性など.日本文化を成り立たせる日本語への深い洞察にみちたエッセイ集.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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3
言葉について雑誌、新聞などに発表した原稿を元にあらたに増補された本。一番古い発表は1954年8月である。内容に重複があり、特に当用漢字を制定したとき中心となった山本有三には手厳しく非難を加えている。当用漢字の弊害について、現行の常用漢字にも当てはまる意見だが、漢字制限派の人たちは、1850字の当用漢字で使用数の90%以上をカバーでしているのだから、これでよいのだと議論する。しかし問題はいくつ字数を知っているかではなく、必要なときに、その高度の概念を表現する使用頻度の低い単語が使えるかどうかなのだという。2013/11/27

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