出版社内容情報
哲学への傾倒,江戸文学への親しみ,詩歌への愛,寄宿舎生活と友人の人物評論,ベースボール,日本語論….青年子規のあらゆる精神的な営みが詰め込まれた随筆「筆まかせ」全4編のうち初・2編(明治17-23年)を収録.
内容説明
新時代を担う若者として政治家を志して上京、旧藩主家の給費生となり、寄宿舎での交友、勉学とスポーツの日々のなかで、次第に文学への関心を深めて行く青年子規の軌跡。
目次
筆まか勢第一編(明治十七年;明治十八年;明治十九年;明治二十年;明治二十一年;明治二十二年)
筆任勢第二編(明治二十三年)