1冊でわかる
グローバリゼーション

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  • サイズ B6判/ページ数 188,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000268813
  • NDC分類 304
  • Cコード C0331

内容説明

過去20~30年間に経済・政治・文化・イデオロギー・環境などさまざまな側面で社会はこれまでにないスピードで変化を遂げた。その変化のプロセスの多様性を表す言葉として登場した「グローバリゼーション」は、しかし明瞭な輪郭をもたないまま浸透し、混乱もみられる。本書は社会全体を包み込む多元的なプロセスとしてグローバリゼーションを捉える一方で、各分野の状況を整理し、グローバリゼーション肯定論・否定論をまじえて包括的に検討する。

目次

1 グローバリゼーション 概念をめぐる論争
2 グローバリゼーションは新しい現象か
3 グローバリゼーションの経済的次元
4 グローバリゼーションの政治的次元
5 グローバリゼーションの文化的次元
6 グローバリゼーションのイデオロギー的次元
7 グローバリズムに対する異議
8 グローバリゼーションの未来を評価する

著者等紹介

スティーガー,マンフレッド・B.[スティーガー,マンフレッドB.][Steger,Manfred B.]
イリノイ州立大学政治学/行政学教授、ハワイ=マノア大学グローバリゼーション・リサーチ・センター研究員

桜井公人[サクライキミヒト]
1957年生れ。立教大学教授。国際政治経済学

桜井純理[サクライジュンリ]
1963年生れ。現在、立命館大学非常勤講師。労働社会学

高嶋正晴[タカシママサハル]
1969年生れ。現在、下関市立大学助教授。政治経済学、社会学
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感想・レビュー

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keepfine

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2~4章に重要な論点が凝縮されている。「主権的存在としての国民国家が衰退し、その結果、国家のパワーが地域や地方の諸政治や、多様な超国家的機関・制度へと移譲されている…しかし他方で、そのような見解を受け入れたとしても、…依然として政府は自国経済がグローバルな投資家から多少とも魅力的と見られるように手段を講じることができる。それに加え、国民国家は教育、インフラストラクチャー、…人口移動に対する統制力を保持している」(pp77−78)2011/8/8 2010/06/01

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