“犯罪被害者”が報道を変える

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“犯罪被害者”が報道を変える

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  • サイズ B6判/ページ数 195,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000244299
  • NDC分類 070.15
  • Cコード C0036

内容説明

“犯罪被害者”が、本当に体験したこととは?事件をめぐる取材や報道について、どう考えているのか。編者たちの提案により、被害者と取材者が、何度も率直に語り合った。社の枠を超えて話し合い、取材者たちは何を感じたのか。そして、いま、どのような記事を書きたいと思っているのか。被害者たちの多様な想いや報道への提案、取材者の試行錯誤などを熱く綴った画期的な一冊。

目次

第1章 もっとお互いに理解しあえたら(勉強会の始まり)
第2章 突然の事件、突然の取材(酒井肇さんの話(大阪教育大学附属池田小学校事件)
宮沢泰子さんのお姉さんの話(世田谷一家殺人事件)
本村洋さんの話(山口県光市の母子殺人事件) ほか)
第3章 聴いて考える(病を得て;私たちができること;「お前、プロだろ」 ほか)
第4章 記者は石のハートでなければならないか
第5章 これから

著者等紹介

高橋シズヱ[タカハシシズエ]
1947年生まれ。95年3月に起きた地下鉄サリン事件で、営団地下鉄霞ケ関駅助役だった夫一正(当時50歳)を亡くす。「地下鉄サリン事件被害者の会」代表世話人。98年に被害者の手記集『それでも生きていく』(サンマーク出版)を上梓、被害者救済のため活動する。また、日本各地の犯罪被害者と交流し、講演などで支援や対策の必要性を訴える。とくに、犯罪被害者にとって報道は不可欠と考え、記者との信頼関係構築をめざしている

河原理子[カワハラミチコ]
1961年生まれ。83年から朝日新聞記者。社会部、日曜版編集部などを経て、編集委員。90年から10年間、社会部で、教育、戦後50年などを担当。性暴力被害の取材をきっかけに、さまざまな事件事故の被害者の話を聞くようになる。連載などを続け、99年『犯罪被害者―いま人権を考える』(平凡社新書)にまとめる。2000年から、高橋シズヱ、星野哲とともに「犯罪被害者の話を聴く勉強会」を主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2022/08/29

めんだこちゃん

1
もう、示唆を受け取りすぎて何も言えなくなるやつである。自分は記者職ではなく、報道とはかくあるべきという挟持はもちあわせていない。それでも「手を合わせる遺族」や「線香と遺影」の画を当然に感じていた、自分の倫理観の未熟さに絶望した。被害者の目も、加害者の手も、他人事ではない。誰も傷つけず誰にも傷つけられないためには、毎日お布団でコロコロ愛らしく転がっていればいいさ。しかし、痛みと距離を置いて、鈍感になることが正解とは思えない。我々を人間たらしめているのは、絶えない生傷の痛みなのかもしれない。とかいって!!!!2023/05/27

樹999

1
メディアの暴走による報道被害は犯罪被害者遺族にとって追い討ちをかけるもの…との見方が一般化された現在、こういった勉強会を自ら開いている方がいるというだけでも一般人である自分には好ましく感じられた。メディアと接触した機会が何度かあるが、TV、新聞いずれも確かに失礼な方が多かったように思う。2010/08/10

saku_taka

0
「被害者」の発見。よりよい報道とは,ジャーナリズムとは。人間として,報道に向き合うための必携書。2010/07/20

柴田塔

0
被害者・マスコミ双方による体験記が併存していて、感情移入した。2020/02/04

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