創刊号のパノラマ―近代日本の雑誌・岩波書店コレクションより

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 133p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784000237093
  • NDC分類 027.5
  • Cコード C0071

内容説明

岩波書店が所蔵する雑誌創刊号コレクションは約2900冊。慶応3(1867)年から昭和26(1951)年までの85年間から、約1500冊を選び、今回初めて紹介する。表紙のデザインの傾向から、全体を4つの時代に分け、それぞれ発行年順に並べてみたら、不思議、不思議!時代の空気や世相の変化が、どんどん見えてくる!近代になってから日本に持ち込まれた新しい概念である「美術」にまつわる雑誌を、約180冊、巻末にまとめて解説。雑誌通の読み手によるコラムを随所に挿入。

目次

1867‐1900年(慶応3~明治33年)―『万国新聞紙』『国民之友』から『太陽』へ(紀田順一郎が読む総合雑誌ことはじめ;紀田順一郎が読む少年雑誌の源流)
1901‐1923年(明治34~大正12年)―女神像の登場(森仁史が読む戦争を伝える印刷技術)
1924‐1940年(大正13~昭和15年)―コラージュの時代(浦部信義が読むラジオ雑誌;森まゆみが読む活字遊びと恋の転々 ほか)
1941‐1951年(昭和16~26年)―戦時と戦後のモダン・スタイル(木下直之が読む古い上着よ、さようなら)
美術系雑誌(雑誌としての美術か、美術としての雑誌か;木下直之が読む敗者の雑誌 ほか)