出版社内容情報
独学でも楽しんで学べるよう工夫した教科書.文字の説明に始まり,文法の解説も懇切にすすめ,著者が直接古典から選択した練習問題を各章に挿入する.巻末には語彙をそえ,辞書をもたずに学べる.各種の変化表の附録を付す.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サアベドラ
6
古典ギリシア語のスタンダードな教科書。非常に単純化して言うと、古典ギリシア語は覚えなければならない要素が全部ひっくるめてラテン語の1.5倍から2倍ぐらいあって、特に各種音韻変化を頭に入れないと理解できない非常にめんどくさい文法構造を持っている。西洋古代哲学や印欧語学、聖書学などを学ぶ場合には当然必要だが、私のような西洋中世をやる人間には(ビザンツやバルカンの人を除いて)基本的に必要のない言語ではある。でも頭の体操にはもってこいなので、息抜きにちょっとずつ勉強してます。ラテン語に飽きてきた人はぜひ。2009/12/15
幻 透
5
入門というだけあって結構細かく説明があってわかりやすかったです。しかしながら、練習問題の答えが付いていないので、自分の周りにギリシア語が出来る人が居る人が使う教本な気がします。2012/01/18
Koning
2
一応標準教科書なのと父親の書棚にあったので勝手に読み出したのが最初(でもソフトカバーになる前のハードカバーの全書)。確かに入門というタイトルはついているけれど教室向け。独習用にはきつすぎます(笑)。後半の変化表の誤植がいまだに直ってないのはご愛嬌か(いまさら校閲すらせんのか!という話もありますが)。2012/07/08
shinya
2
辛かった…また復習せねば 2011/05/02