出版社内容情報
イラクの子どもたちによる多数の絵とインタビューから，日常生活，そして空爆，さらに「戦後」を描きだす．また，日本の子どもたちからイラクの子どもたちへのメッセージも掲載．カラー版．
目次
バグダッドへ
病気と闘う医者になりたい子どもたち―バグダッドの病院で
サマルちゃん
スハッドちゃん
サダム文化
ボウリングをした少年
日本の子どもたちからイラクの子どもたちへ
開戦
ヨルダンで暮らすイラク難民の子どもたち
診療所で―戦争が始まった〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takao
1
２００３年７月４日発行（初版）。イラク戦争開戦（２００３年３月２０日）の半年前にあたる２００２年９月、JVCスタッフの佐藤真紀が、在住していたパレスチナからイラクに渡り、子どもたちの様子を中心に報告している。世界でイラク戦争に反対する声があげられたが、アメリカはイラクを攻撃、フセイン政権は崩壊した。それから１３年、本書に登場している子ども達は今、いったいどうしているのだろうか。2016/09/26
