出版社内容情報
多民族共生社会の時代を迎え，在日コリアンに対する政策の根本的な転換を求めて，国籍の選択，戦後補償，地方参政権，雇用，社会保障活動など，不当に差別されてきた在日の諸権利について包括的な提言をおこなう．
目次
在日コリアンの国籍
「特別永住」とは
在日の戦後補償
外国人登録と住民登録
地方参政権
マイノリティの地位と権利
民族名と日本名
民族教育・多文化共生教育
雇用および労働、経済活動
社会保障〔ほか〕
著者等紹介
田中宏［タナカヒロシ］
１９３７年生まれ。アジア学生文化協会勤務、愛知県立大学教授、一橋大学教授を経て、現在、龍谷大学経済学部教授。専攻は日本アジア関係史
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
2
2002年出版。在日二世は既定、三世四世…は1994年「永住許可」が延長されたが「『植民地支配』の歴史性にかんがみ」無条件に二重国籍、しかも韓国と『人民共和国』（「北朝鮮」と書かない著者は曖昧な立場。韓国に北鮮スパイが12万人）を行き来する権利、民族教育をする権利（チマチョゴリが襲われたというが犯人検挙は十年以上前の一件だけ、動機は民族憎悪か疑わしい）、それと裏腹に職場や学校で日本名を使い日本人なります権利なども要求…。通名は簡単に変更でき、詐欺やその温床の金融機関匿名口座、前科の隠蔽に使われている2014/11/05
