岩波ブックレット<br> 地域からの挑戦―鳥取県・智頭町の「くに」おこし

岩波ブックレット
地域からの挑戦―鳥取県・智頭町の「くに」おこし

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  • サイズ A5判/ページ数 63p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000092203
  • NDC分類 318.6
  • Cコード C0336

出版社内容情報

山あいの過疎の地でユニークな村おこしが続けられている.全国で注目を浴びている福祉サービス「ひまわりシステム」や自治体と住民が一体となった地域活性化の活動などを紹介し,これからの新しい地域経営のあり方を提案する.

目次

第1章 21世紀の国と「くに」
第2章 「くに」おこしに向かって―ゼロ分のイチ村おこし運動
第3章 たった二人から始まった―「ゼロ分のイチ村おこし運動」までの道のり
第4章 小さな「くに」おこしの手法

著者等紹介

河原利和[カワハラトシカズ]
1959年神奈川県生まれ。工学院大学大学院工学研究科修了。日本・環境文化研究所、地域プランナー。著書に『ひまわりシステムのまちづくり』(はる書房)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

12
「問題の本質は、自らの地域の将来に自ら手を貸そうとしない、主体性のない地域の体質」(9頁)。この指摘にハッとしない人は、もう終わっているだろう。「疎であっても、地域の活力が分相応に高まっている状態」(同頁)をどう形成していくか、が問われている。自治体レベルではなく、集落レベルから活性化を果たすのが、まずもって、優先されてよいと思う。集落の復権(14頁)という表現は、耕作放棄や撤退の農村計画の時代にあって、益々問われる部分である。地域経営と企業経営は違う(38頁)。地域独占資本主義者では困る。律動ある発展。2013/11/06

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