出版社内容情報
私たちが目の前にしている危機とは,どのようなものなのか-改革が進めば進むほど,負担が増え,将来への不安が拡がっている.またナショナリズムも頭をもたげつつある.1999年11月13日シンポジウムの記録.
内容説明
このブックレットは、1999年11月、東京・お茶の水で行われた『世界』編集部主催の同名のシンポジウムの記録です。戦後日本の原則である「国民主権」「平和主義」「基本的人権の保障」「思想・良心の自由」などを脅かす、危機はなぜ生じたのか。その背景にあるナショナリズムの勃興の意味は何か。こうした問題意識のもとに、一一名が発言しています。
目次
いま、こう思う(市民的不服従を;軍隊なんて必要ですか)
シンポジウム(自自公政権と民主主義の危機;グローバリズムと新しい国家主義)
シンポジウムのむすび―今こそ日本の民主化を