内容説明
本書は范曄撰、李賢注『後漢書』に訓読と注釈を施したものである。
目次
呉延史盧趙列伝第五十四
皇甫張段列伝第五十五
陳王列伝第五十六
党錮列伝第五十七
郭符許列伝第五十八
竇何列伝第五十九
鄭孔荀列伝第六十
皇甫嵩朱雋列伝第六十一
董卓列伝第六十二
劉虞公孫〓(さん)陶謙列伝第六十三
袁紹劉表列伝第六十四上
袁紹劉表列伝第六十四下
劉焉袁術呂布列伝第六十五
感想・レビュー
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BIN
6
列伝6でついに三国志の幕開けの時代に突入。袁紹等の群雄は三国志の方が詳しいかなと。黄巾の乱で活躍した皇甫嵩、朱儁、盧植については詳しい。その前に段熲という異民族に無双する名将が居たが、その割には宦官に阿るという変な人物がいるのは面白い。党錮の禁の代表的人物である李膺や貂蝉の義父で有名な王允は文官のイメージだが異民族撃退や黄巾の乱で僅かだが武将としても活躍しているのは驚きでした。何進は読んでる限りでは意外と無能ではなさげでした。2016/11/04
パル子
2
孔融。字は文挙。孔子20代の子孫と呼ばれる儒家。三国志正史には伝が立てられていない彼。最たる資料はこれ。孔融ファンのバイブルです。三国志ファンに勧めるとしたら荀イク/皇甫嵩/董卓/公孫サン/陶謙/袁紹/袁術/劉表/呂布あたりの列伝も載ってますよ、と。内容も分厚くてお勧め!2011/05/09