数学読本〈6〉

数学読本〈6〉

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  • サイズ B5判/ページ数 p117/高さ 26X18cm
  • 商品コード 9784000077866
  • NDC分類 410
  • Cコード C0341

出版社内容情報

中学・高校レベルの初等・中等数学を一貫した構想のもとに自由にのびのびと解説した連続講義.長年の構想と準備を背景に,丁寧な説明に考えぬかれた例や練習問題を配し,文化としての数学の真髄をも伝える名著.

内容説明

行列と1次変換など,線形代数の初歩を扱い、さらに数論の初歩、集合・論理などの現代数学の基礎になる諸概念についてふれていきます。

目次

第22章 図形の変換の方法―線形写像・1次変換(写像;平面の1次変換;1次変換によるいろいろな図形の像)
第23章 数学の中の女王―数論へのプレリュード(算術の基本定理;合同式)
第24章 無限をかぞえる―集合論へのプレリュード(集合の基数〈あるいは濃度〉;可算集合;濃度の大小;非可算集合、連続の濃度;直線と平面の対等性)
第25章 解析学の基礎へのアプローチ―εとδ(数列の極限;関数の極限、連続関数の性質)
第26章 エピローグ―落ち穂拾い、など(3次方程式・4次方程式の解法;体の公理、複素数を合理的に構成すること;いくつかの証明;確率分布と平均;“すべて”と“存在”)