出版社内容情報
中学・高校レベルの初等・中等数学を一貫した構想のもとに自由にのびのびと解説した連続講義．長年の構想と準備を背景に，丁寧な説明に考えぬかれた例や練習問題を配し，文化としての数学の真髄をも伝える名著．
目次
第１章 数学はここから始まる―数（実数の分類；実数の演算と大小；整数）
第２章 文字と記号の活躍―式の計算（整式；因数分解；整式の除法と分数式）
第３章 数学の威力を発揮する―方程式（方程式とその解法；２次方程式と複素数；高次方程式；連立方程式；等式の証明）
第４章 大小関係をみる―不等式（不等式の解法；不等式の証明；集合・命題・条件）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
無識者
10
めっちゃ丁寧な教科書だと思った。方程式・不等式の章では、今までは機械的にやってたようなところも理屈で解るようになって良かった。あと抜け落ちているところを補えたのもよかった、集合とかあんまりやらなかったし、剰余の定理ってなんだっけとか。。。とりあえず初学者でも踏み込めてお勧めできます。というかまだ6巻あるうちの1巻・・一応経済学で使う解析とか出てくるのは4巻5巻6巻あたり・・地道にやろう。2015/06/10
まつど@理工
7
原稿執筆用メモ:中高一貫向け 数学の自習用テキスト 他に類書として志賀先生や遠山先生の本がある。 2014/03/11
草生やすな
1
これ好き2013/03/30
KAZOO
1
中学数学とはいうものの、実態は高校生用なのでしょう。数学についても興味を持っているのでこのシリーズは全6巻なのですが、じっくり読んで頭の再整理を行うことにしましょう。各ページとも約3分の1が白紙の状態になっておりここに練習問題などの解答を書いていってもいいと感じます。2013/02/14
Sakura
0
学校の図書館にあったので気になったので手に取ってみたが、なかなか分かりやすく丁寧にまとめられていると思う。中学数学を一通り終えて、高校数学も勉強したい！という人には復習も兼ねてこのシリーズが最適かも。2017/03/06
