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心理臨床の基礎〈2〉心理臨床の理論

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  • サイズ A5判/ページ数 200p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000067072
  • NDC分類 146
  • Cコード C3311

出版社内容情報

心理臨床の様々な理論の客観的な概説には意味がない.理論は主観である.歴史的パラダイムや動きなどから,そうした心理学的認識を深めることを試みる.理論はそのままで実践である.それを身につけることこそが心理臨床の基礎なのである.

内容説明

テクニックやHow toを教わるのではなく、理論を真に理解して体現し、心理学的な認識を深めることこそが、心理臨床において本当に必要な基礎である。心理臨床の理論とは、主観性のあり方に関する理論であり、それの反省である。心理療法家には、なりたいという個人的願望でなれるものではない。自らの主観性を選び、心理学的な見方や意識を明らかにして、心理学の主体を作り出すこと、そしてそれを反省することから、本当の心理学的考察が始まる。

目次

1 心理臨床の歴史的パラダイム
2 心理臨床の基礎の哲学的考察
3 心理療法の諸学派
4 精神医学的診断と治療論的見立て
5 心理臨床の動き

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

tuna

1
心理学は主観性の学であり、心理学の理論は「実体化」をはじめとした様々な陥穽を持つ。だからこそ心理学は常に反省的な意識によって捉え直されねばならない。河合俊雄の「主体」の理論は、一部の界隈にそれこそ理論として普及している。だが、彼から学ぶべきは、反省的な意識、反省的な心理学の主体こそではないだろうか。否定が常に隣り合いながらも、著者は心理療法に「動的」なものを見出していく。否定と隣り合うことには強い緊張感があるが、心理学は本来、このような緊張感の中で生まれていくべきものであり、だからこそ「動的」であり得る。2015/08/20

る-さん@育児主婦

1
学派の違いとは「何に置き換え、何に転移するか。」心理療法の異同が興味深かった。何より面白かったのは主体の成立についてで、【主体とは、共同体の中で支えられ、またそれの背景となる神話的世界に包まれていた人がそこから抜け出してそれを否定し自立することで初めて成立する。】またそれ故に神経症になるならば、神経症とは孤独との戦いとも言えなくないだろうか。病理を主体の成立の観点から捉えており、勉強になった。2011/08/08

chidori

0
主観的なものが対象になっていて、それを見るのもまた主観的なものであるといういわば循環構造になっている心理臨床では、その理論とは、主観性のあり方に関する理論であり、主観性についての反省なのである。2013/07/26

0
手元に置いておきたい2012/06/07

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