出版社内容情報
人間はハマりやすい動物だ.遠い昔からその力を使って文明を発達させてきた一方で,あまりに柔軟な脳は,ときに危ないモノにものめり込む.ハマる脳のメカニズムを通して,われわれがどのような存在かが見えてくる!
内容説明
ハマるということの脳内メカニズムとは?ハマりやすい性格というものがあるのだろうか?環境からの影響は?ハマる脳のメカニズムを通して、われわれがどのような存在かが見えてくる。
目次
1 薬物依存
2 電気にハマる?―強化効果のメカニズム
3 環境の秘密―こうしてハマる
4 ハマり込んだ苦しさ―渇望
5 ハマることと生きること
6 ハマりやすい性格はあるのか?
7 ハマる行動の秘密
著者等紹介
広中直行[ヒロナカナオユキ]
1956年山口県生まれ。1979年東京大学文学部心理学科卒業。1984年同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。実験動物中央研究所・前臨床医学研究所、理化学研究所・脳科学総合研究センター研究員を経て、現在、専修大学文学部心理学科教授。博士(医学)
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