出版社内容情報
ピンからキリまである有料老人ホーム.病気になると退所しなくてはならなかったり,建物は立派でも24時間監視付きだったり――ジャーナリスト・行政・弁護士・ホーム経営者・消費者などが現状と問題点を浮き彫りにする.
目次
有料老人ホームの現状
なぜ問題になっているのか
有料老人ホームの役割
これからどうする
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
56
2017年378冊め。1992年9月刊ということで介護保険法成立のはるか前になるため、現在の状況とはだいぶ違っている。特養入所が要介護3以上になってから近隣の施設からは待機が少ない少ないと聞こえてくるし、GHも有料もサ高住も雨後のタケノコのようにできているので、取り急ぎ入所というのはそう難しくなくなってきている。後は入居後に合わなかった場合に違う施設に移るというのも聞くが、つまりはそういう金銭的余裕があればの話なのだ。定年後に小さな平屋の家を建てるのか、現金で残しておくのか悩ましい。2017/11/05