新聞記者を取材した

斎藤 茂男【著】

岩波書店（1992/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 259p／高さ 20X14cm
• 商品コード 9784000026918
• NDC分類 070.16
• Cコード C0036

出版社内容情報

若い新聞記者たちがごそっと社を辞めていく．退社する若者たちの言い分，修羅場をくぐりぬけてきた政治記者たちの胸の内，そして子づれ女性記者の感性等々……ジャーナリズムの最前線に生きる人びとを取材した異色ルポ．

内容説明

仕事とは何か、生きるとは何か。「妻たちの思秋期」「父よ母よ！」の著者が報道の最前線を歩いた異色のジャーナリズム論。

目次

１章　醒めてゆく若い夢
２章　記者の仕事・記者の人生
３章　甦れ、ジャーナリズム
４章　心躍る記者活動を！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[matsu04]

（再読）四半世紀ほども前のルポなのに、古臭さを全く感じないばかりか、逆に新鮮な視点を与えられたようでもある。当時の若い世代の新聞記者たちを取材対象とした章では、記者に限らずこの世代の者たち（従って今現在は定年を目前にした年代だ）を、機を見るに敏で計算高く、身の処し方にたけた現実主義者が多いのでは、とする。ふうむ…。

2016/08/27