人と人をつなぐ声・手話・指点字

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  • サイズ B6判/ページ数 158p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000019279
  • NDC分類 378.28
  • Cコード C0036

出版社内容情報

生き生きとした会話を支える秘密はプロソディ-文字にすると消えてしまう抑揚やリズムが想像以上に活躍している.もっと豊かなコミュニケーションを実現するために福祉の世界でプロソディに注目した工学者の挑戦.

内容説明

手話や、左右三本ずつの指を使う指点字は、声のことばと同じように、考えていること感じたことを自由に表現できる手段だ。生き生きとした会話を支える秘密はプロソディ―文字にすると消えてしまう抑揚やリズムが想像以上に活躍している。もっと豊かなコミュニケーション実現のために、福祉の世界でプロソディに注目した工学者の挑戦。

目次

1 豊かなコミュニケーション
2 手話との出会い
3 手話とはどんな言語か
4 「市川さんの実験はもういや」
5 声の仕組み
6 話しことばと書きことば
7 しゃべる指
8 ことばのリズム
9 情報技術者がみる夢

著者等紹介

市川熹[イチカワアキラ]
1941年生まれ。慶応義塾大学工学部卒。1964年、日立製作所入社。同社中央研究所主任研究員を経て、現在、千葉大学大学院自然科学研究科教授。専門は音声言語処理と福祉情報工学。先端情報技術を障害者支援技術に応用するために、1999年に、「福祉情報工学研究会」を設立。また、情報通信機器を障害者にも使いやすくするために、現在、関係省庁や業界団体と協力して、その標準化に取り組んでいる
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