日本シナリオ史〈上〉

日本シナリオ史〈上〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 211p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784000016735
  • NDC分類 912.7
  • Cコード C0074

出版社内容情報

映像のイメージを喚起するための新しい文学・シナリオの誕生から現在に至る映画人達の苦闘の跡を現代日本の代表的な映画監督・シナリオライターである著者が50年の経験を駆使していきいきと再現した労作.図版多数.

内容説明

目玉の松っちゃんこと、尾上松之助以来、すぐれた映画にはすぐれたシナリオがあった。その映像を喚起するための文学の誕生から、日本映画青春時代に至る、カツドー屋たちの群像が生き生きと躍動する。大河小説のような日本映画史戦前篇。

目次

シナリオ誕生前後(ジゴマ登場;牧野省三はジゴマを見たか;映画青年谷崎潤一郎;小山内薫の門下生たち;シナリオライター伊藤大輔 ほか)
一スジ二ヌケ三役者(若ものは斬った!;悪魔の星の下に ほか)
シナリオライターが生まれた(松竹蒲田脚本部 ほか)
黄金時代の人たち(虹の都光の港キネマの天地;砧の森の仕事師たち;山上伊太郎の死 ほか)