内容説明
・ウェブ調査の基本を解説する初の学生向け入門書。
・従来の社会調査とウェブ調査は何が同じで、何が違うのかをわかりやすく紹介。
・これから社会調査を行う全ての人に必読の一冊。
ウェブを利用した社会調査はコロナ禍以降急速に普及したが、その方法論や問題点についてわかりやすく解説している文献は少ない。
本書は、ウェブ調査の全体像、測定誤差についての考え方、Google Formsを使っての回答画面作成、そしてホスティングサービスを利用した「セルフ型ウェブ調査」の実装の初歩までを網羅。はじめてウェブ調査を行う人に必要な知識と考え方を伝える一冊。
目次
イントロダクション 社会科学という視点からウェブ調査をみる
第1章 ウェブ調査のアウトライン
第2章 科学論とウェブ調査
第3章 標本の構成
第4章 測定のしかた
第5章 実践
第6章 セルフ型ウェブ調査の実装
コラム1 調査票? 質問紙? アンケート用紙?
コラム2 帰納と演繹
コラム3 不注意回答者? 不正回答者?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
1
一般化可能性 職業的回答者 科学的思考の難しさ 因果関係のとらえ方 規則性 客観性 誤差の考慮 標本誤差と非標本誤差 体系的な偏り 単純無作為抽出 網羅誤差 割り当て抽出 無作為割付 交絡要因 回答の信頼性 初頭効果 リッカート尺度 質問項目の並べ方 回答者の自発的な協力 レスポンシブウェブデザイン 回答分岐の実装 セキュリティ対策 不注意回答者と不正回答者 セルフ型ウェブ調査 標本抽出台帳 非回答バイアス すでに存在する差異 倫理的配慮 クロスサイトスクリプティング SQLインジェクション パラデータ2025/04/13
azu3
0
タイトル通り、学部生や修士院生が調査の(準備段階で)読むといいね。オススメ。2025/05/18