明治維新の正体[新書改訂版]

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明治維新の正体[新書改訂版]

  • 著者名:鈴木荘一
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 毎日ワンズ(2023/03発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784909447241

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内容説明

薩長テロリストが仕掛けた罠に嵌まった徳川慶喜の決断!
明治維新は慶喜の大政奉還から生まれた!
「東照公(家康)は日本国のために幕府を開かれたが、自分は日本国のために幕府を葬る……」

著者について
近代史研究家。昭和23年生まれ。昭和46年東京大学経済学部卒業後、日本興業銀行にて審査、産業調査、融資、資金業務などに携わる。とくに企業審査、経済・産業調査に詳しく、今も的確な分析力には定評がある。平成13年日本興業銀行を退社し、以後歴史研究に専念、現在は「幕末史を見直す会」代表として、現代政治経済と歴史の融合的な研究や執筆活動などを行っている。著書に、『政府に尋問の筋これあり』(毎日ワンズ)、『日露戦争と日本人』(かんき出版)、『日本征服を狙ったアメリカのオレンジ計画と大正天皇』(かんき出版)、『アメリカの罠に嵌った太平洋戦争』(自由社)、『陸軍の横暴と闘った西園寺公望の失意』(勉誠出版)、『昭和の宰相近衛文麿の悲劇』(勉誠出版)など。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

九曜紋

8
そもそもの日本史についての知識不足、特に明治維新については不勉強だったこともあり、読了。尊皇攘夷派イコール善・佐幕派イコール悪、という単純な図式ではとても捉えきれない経緯があったことを知る。とかく英雄視される坂本龍馬にしても西郷隆盛にしても、高杉晋作にしても、かなり腹黒い人物で、そんなに清廉潔白な憂国の士という訳ではなかったようだ。対するに最後の将軍・一橋慶喜のほうがむしろ国を憂い、身を賭して外国の脅威からこの国を護ったようだ。やはり歴史というものは勝者の立場から記述されるものだ、ということがよく分かる。2023/12/13

ハッピー

1
教科書で習い、司馬史観に完全に洗脳されていた。慶喜はすぐ投げ出して、味方を置き去りにして敵前逃亡をした人物と思わされていた。イギリスの密輸の手助けをしたのが坂本龍馬で、薩長共に自分の益になることに汲々としていた。西郷隆盛もテロを陰謀したり、その手下を切り捨てたり、なかなかの悪だったのだと、見方を変えると大きく変わるものだと思った2024/01/05

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