内容説明
心理学や遺伝学、教育学、脳科学といった各分野の研究者が、それぞれの視点から「絶対音感」の謎を徹底解剖。「絶対音感とは?」「特別な才能なのか?」「絶対音感がある=耳が良い?」といった数々の疑問に切り込み、「絶対音感」が纏う神秘のベールを一枚ずつ剥がしていきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MASA123
6
図書館本なので無理に読む必要はないから、流し読みしたけど、これは!と思う記述はないままに、最後のページまでいってしまった。 絶対音感のことは、絶対音感がある人に聞けばよいと、単純に思ってしまうけど・・・・。 そもそも、編集、執筆で総勢11人で分業して、よせ集めた本が、まとまった理論になるわけもなく。 2021/07/21
織川 希
3
★★★★☆ 《絶対音感を学問的に理解できるようになる本》本書は、絶対音感という能力や、それを持つ人の特徴を順序立てて説明している本。質の高い論文を集めたような本で、言葉の定義や文章構成も体系立っており、大変素晴らしい。特に、絶対音感と相対音感がトレードオフの関係にあることが改めて理解できた。絶対音感という分かりにくい能力が明瞭に説明されており、絶対音感に対する理解を深めたいという好奇心のある人におすすめできる。2022/01/21
はぴ
0
絶対音感の深さに驚きました。2023/11/23