中国料理と近現代日本 - 食と嗜好の文化交流史

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中国料理と近現代日本 - 食と嗜好の文化交流史

  • ISBN:9784766426434

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内容説明

なぜ、日本で独自の進化を遂げ、これほどまでに浸透したのか?
中国料理をめぐる政治・社会情勢の変化に着目しながら、東アジアにおける食の文化交流の多様な軌跡をひもとき、新たな史実を究明する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

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日本の中国料理はどこから来たのか 近現代日本の中国料理: 戦前期日本の「支那料理」 中国料理の受容 日本の華僑社会・中国料理定着の流れ 京都の中国料理 熊本の郷土料理・「太平燕」 日本における中国料理の料理人の現地化と業界団体の変化 越境する中国料理: 第8章 料理人と料理教育者 チャジャン麺ロード 朝鮮半島における「中国料理」の段階的受容 ディアスポラ汎中国料理の創出   中国語教育と中国の「食文化」 中国料理の文化と政治: 「中国料理」はいつ生まれたのか 太平洋戦争下の食と健康 北京老字号飲食店の興亡2021/11/05

金宗泰

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餃子やラーメンはもちろんのこと日本で所謂中華料理がどのように広まったかにとどまらず、今や韓国の国民食になったジャージー麺の起源や普及の過程も書かれていて、自分が欲しい情報が網羅されていた。日本だけにとどまらず、中国での老字号の広まりや北京だっくまでなるほどと思える内容満載だった。2023/09/23

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