迷わず書ける記者式文章術

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¥1,540
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迷わず書ける記者式文章術

  • 著者名:松林薫
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 慶應義塾大学出版会(2018/04発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784766424966

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内容説明

▼「速く」「正確に」「わかりやすく」書く技術を伝授。
▼「取材」から「推敲」まで記者のテクニックの全公開。
▼社内報告書や企画書、エントリーシートまで幅広く応用できる。

 元・日本経済新聞記者が、大手新聞で標準的に使われているメソッドを分かりやすく説明。多忙なビジネスパーソンこそ是非活用してほしいスキルが満載。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

harass

66
適当に図書館で手に取る。元日経新聞記者による文章の書き方本。新聞記者が習う伝えるための文章のコツ。精神論だけではなく具体的な文章などの例が多し。実用的。個人的に面白く思ったところは、人に読んでもらって良くない部分を指摘してもらうのが一番上達するという。だが、間違いでも指摘されるのは腹立たしく感じる場合が多いと。どうも文章というものを、自分の分身のように考えているせいだろうかと。それを避けるには、書き手の人格と文章を分けて考えるようにするといいという。薄めで無駄のない本。良書。2018/07/05

29
なかなか読みやすく参考になる。インタビューの方法にまで言及しているのが個人的にはタイムリーでよかった。2023/07/22

hk

19
【第6章の趣旨】読みやすい文章とは、読者の頭に負担をかけない文章だ。例えば、主語と述語が近くにあり対応関係が明白な文章は読者の頭に負担をかけない。逆に主語と述語の対応関係が解りづらいと、読者が文章を行きつ戻りつして悪戦苦闘することとなる。これは読みにくい文章だ。ここで留意したいのは「読者の頭に負担をかけない文章≠読者が深く考えない文章」という不等式。読解のため頭に負担を書けない文章は、書かれている内容を速やかに頭へと浸透させることが可能だ。だからその後で読者が内容を深く自分自身で吟味する余裕が生まれる。2018/06/15

ロクシェ

13
「伝達ツール」としての「客観的な文章」が書きたい人、または書く必要がある人にとって最適解となる文章術本。具体的にはWebライター、新聞記者、その他ビジネス文書を書く機会が多い人にはどストライクの内容です。いまの私が目指すのは【主観と客観が組み合わさった文章】なので、最適解の文章術本ではなかったけれど、そのことに気づけたのも本書を読んだおかげ。興味・関心が高いジャンルだと『激ロック』『電撃オンライン』『ダ・ヴィンチWeb』といった、エンタメ系情報サイトのような文章を書く機会がきたときに再読したいと思います。2022/05/07

なお

8
文章のモジュール化。☆構想、情報収集(取材)、価値判断、構成、文章化、推敲。☆裏を取ること。ファクトに基づいて、文章を構成する。このレベルが高い。世の中の事象を言葉に変換する仕事。☆発想方法①逆張り②掛け算③逆算☆継続的に読もう。設計図の作り方や文章の書き方など身につけたい。あとモジュールがわかれば、新聞の読み方も変わる。読むだけでトレーニングになる。2018/03/11

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