メコンを下る

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¥6,050
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メコンを下る

  • 著者名:北村昌之
  • 価格 ¥6,050(本体¥5,500)
  • めこん(2017/12発売)
  • ポイント 55pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784839602352

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内容説明

中国青海省、チベット自治区、雲南省、ラオス、カンボジア、ベトナム。11年をかけてメコン全流4909キロを下った東京農業大学探検部学生・OBたちの記録です。
 源流発見、未知の急流への挑戦、沈没、山の民・川の民との交流、トラブル、友情…これぞ本物の冒険記です。

目次

第1章 メコン源頭へ 1994年
第2章 メコン源流を下る 1999年
第3章 雲南省、深い浸食の国を下る 2002年
第4章 チベット自治区の挫折 2004年
第5章 雲南省、少数民族地帯を下る 2005年
第6章 ラオス、メコンの流れのような旅 2005年
第7章 カンボジア、トンレ・トムを下る 2005年
第8章 ベトナム、九龍を下る 2005年
あとがき
メコン・プロジェクトにご協力いただいた企業・団体・個人の方々
引用文献

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kei

23
まず、メコン、というので、単純に、あのベトナムの三角州を想像して、読み始めたら。そう、下る、だから、源流からだよね。(笑)なかなかの圧巻です。その流域ごとの、暮らし、民族、お国がら。でも、やはり、私は、メコン、に象徴される、あの生暖かい風と濁ったベトナムの空気を感じたかったので、そこらへんからが、断然、面白かったです!2017/10/14

Yasutaka Nishimoto

3
いやぁ、分厚い。まず本音である。メコン川の源頭部から海までを11年間にわたって下る。各国に対して先行したものの、途中、踏破は抜かれてしまう。だが、そこからも折れずに続けた行為は大きい。メコン川が、物流に向かない荒くれた大河であることが、よく分かった。2017/08/31

えみる

1
何年か前の文藝春秋にこの本のことが載っていてぜひ読みたいと思いながらもなかなか手が出せずにいました。 専門用語もやさしく解説してあるので読みやすく、冒険メンバーや立ち寄った現地の人たちの様子などかなり細かく書いてあるところがとても面白いです。 分厚い本ですが数日で一気に読んでしまいました!2023/05/23

takao

1
ふむ2021/12/02

相馬

1
東京農大探検部の現役,OBを中心としたメンバーが,メコン川の源頭を確定し,さらにその源頭からの世界初の降下を含め,足かけ4年かけて河口までの降下を成し遂げた記録。まず,670ページの分厚さに驚愕。また,中国側との交渉,学術的調査,過去の文献等の予備知識,語学等,予想以上にしっかりとした遠征なのに感心した。と同時に,上流部の激流,流域部の暮らし,国,民族ごとの違いなど,川下りものとしてだけでなく,民俗的学的にも面白かった。2017/09/05

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