第一次世界大戦への道

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第一次世界大戦への道

  • ISBN:9784766424454

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内容説明

気鋭の歴史家ウィリアム・マリガンが、1914年の夏にヨーロッパの大国間の平和維持メカニズムが崩壊してしまった経緯と、第一次世界大戦が「不可避の戦争」ではなかった理由を、各国の国内情勢、外交の諸相、指導者の言動、軍部の計画や認識、世論の動向などの分析を通じて明快に解き明かす。
 大国の戦略や思惑が世界規模で複雑に交錯し、過激な世論や各国間の経済関係の動向が大きな存在感を持つ現代にこそ、学ぶべき「歴史の教訓」がちりばめられた一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

9
それまでの二国間戦争から大陸中を巻き込む世界大戦へ突き進んでしまった要因がよく理解できました。2017/11/30

バルジ

4
第一次世界大戦へと至る過程を軍部や政治、世論、経済など広範な視野から検討している。 全体的に硬めな論述なので、史料を駆使して小説のような面白さのある『夢遊病者』程の読みやすさはないが、この時代の国際関係史を学ぶ上では有益。 著者が関係国の戦争責任を過度に強調していないのも好感が持てる。 またフェルディナント大公暗殺以降、各国が相手の意図を見誤って危機が連鎖している様は何だか南部仏印進駐からの日米開戦を想起する部分があって興味深い。2019/02/24

TI

1
ロシアが日露戦争に負けたのは割と効いていたんだな。 2023/04/19

yasu7777

1
★★☆☆☆ 人名の羅列が多くて読みにくかった。論点間延びした感があり、最後の結論部分だけでも良かったぐらい。2017/11/05

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