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内容説明
糖質オフブームも落ち着き、最近では健康を気にしながら「炭水化物もちゃんと食べること」が見直されており、パンやサンドイッチの本もヒットしています。
なかでも米は、パエリアやビビンパなど、世界各国で食べられるている万国共通の食材であり、毎日の食卓に欠かせない食材でもあります。
本書では、著者が世界中を旅して、現地の人に教わったさまざまな家庭料理から、世界20カ国の米料理を紹介します。
ここ数年人気の、ロシアやトルコからライス入りピロシキやロールキャベツ、ピラフなどをはじめ、イタリア、スペイン、アメリカ、アジアといった、レストランで食べたことはあるけど作ったことはない、そんな作って楽しいレシピを中心とした約70点を掲載。
どのレシピも、日本で手に入りやすい材料を使った作りやすいもので、著者ならではのシンプルでやさしい味付けは老若男女が好きなおいしさです。
また、料理にまつわる文化背景などの読み物を盛り込みながら見せる料理書として構成。
料理好きはもちろん、旅先でおいしかったあの料理をどうやって作るのかが知りたい、そんな好奇心のある旅好きの人にもおすすめです。
現地で食べ歩いているような、作って楽しい、読んで楽しい一冊に仕上がっています。
目次
世界中で食べられている「米」の魅力
ロールキャベツ
米入りミートボールの煮込み
ピロシキ
カレリア風ピロシキ
ライスサラダ
米と緑豆のスープ
鶏肉とキャベツのポロ
魚のから揚げとペルシャライス
そら豆とディルのポロ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
46
ライスサラダやライスプディング。日本人から見て王道だったり、異色だったり色んな米料理がたくさん。しかし、ミルク粥のタルトはありだとしても、ジュースにザーサイに揚げパンのおにぎりで中国おにぎり・・・だと。インパクト大だわ。2021/09/30
たまきら
30
読み友さんから。文章も写真も正統派でとにかくわかりやすいです。リージェンス小説で登場するケジャリーってこういう食べ物だったんだ!トルコ料理おいしそう!へえ、パエージャはそんな由来なんだ!…料理だけでなく、歴史や文化の紹介も丁寧なのでもう旅気分でめくっておりました。最後が日本という流れもとっても素敵です。2019/02/26
Kouro-hou
29
世界(日本含む)のおコメ料理。バスマティライスやジャスミンライス、カルナローリ米、もち米全部登場しますが、意外とジャポニカ米でも作れる料理多めです。レア調味料はネット通販で! コメは野菜!という事で炭水化物を炭水化物で食べるレシピも。黄金に輝くイタリアのおコメタルト(甘い系)と中国のおにぎり・具は揚げパンが双璧。エジプトの国民食、豆とパスタ入りご飯をトマトソースで食べるコシャリが美味しかったです(でも家人は微妙な顔してたw)。ウズベキスタンのプロフやトルコのイワシのピラフもやってみたいですね。2018/10/14
本夜見
23
おおぅ……世界ではお米は野菜感覚とな?お米のサラダ、お米のジュース、お米のタルト等々 日本人の感覚からしたらビックリなレシピが。同じ主食でもお米の種類が違うと 炊き方も仕上がりも違う。やっぱり思うのは『日本の米は世界一!』2019/12/15
鯖
20
どれもこれも旨そう。心から米を愛する私にとっては、まるでグラビア写真集のようなありがたさ。細長いバスマティライスやもっと細長いジャスミンライスなど体型もさまざま。みんなちがってみんないいけど、やっぱり最後は明太子のっけて炊きたて御飯に還ろうと思います。後、餅米にマンゴーとココナツソースかけたやつ、おまえはちょっと無理だ。甘そうだ。2015/11/21