100の思考実験―あなたはどこまで考えられるか

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100の思考実験―あなたはどこまで考えられるか

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  • サイズ B6判/ページ数 408p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784314010917
  • NDC分類 104
  • Cコード C0012

出版社内容情報

身体と脳、自意識、言語、宗教、芸術、環境問題など、多岐にわたるテーマから100の問いをまとめた、哲学的思考実験の見本帳。

●これは「読む」本ではありません。「考える」本です。●

「列車の暴走で40人が死にそうなとき、5人だけ死ぬほうにレバーを切り替えられるとしたらどうするか」

NHK「ハーバード白熱教室」で取り上げられた「トロッコ問題」のように、古代ギリシャの時代から哲学者たちは「思考実験」を“考えるためのシミュレーション・ツール”として用いてきました。

身体と脳・自意識・生命倫理・言語・宗教・芸術・環境・格差など、多岐にわたるテーマから選りすぐった簡単に“答え”の出ない、哲学・倫理学・論理学の100の難問があなたをぐらぐらと揺さぶります。


★世界19ヶ国で刊行! イギリス発ロングセラー!

【書評から】
・「読んでいて思わず引きこまれる。知的で愉快で、型破り。巧みでセンスのよい構成。誰かと議論したいのに、相手が見あたらないとき、繰り返し手にとりたくなる本だ」(Sunday Herald)

・「楽しんでできる頭の体操」(London Review of Books)

・「何度も考えることこそ、明敏で切れ味のよい本書の意図するところだ」(Sunday Times)

・「この本はさながら、道徳哲学の“数独”である。身動きできない地下鉄の中でも、“思考実験”のどれかに取り組めば、たちまち通勤地獄から抜け出せる」(New Statesman)

【目次(一部)】
01 邪悪な魔物――理性で理性を疑えるだろうか?
02 自動政府――コンピュータに政治ができるだろうか?
03 好都合な銀行のエラー――誰も損をしなければ何をしてもよいか?
04 仮想浮気サービス――不倫はなぜいけないのか?
05 わたしを食べてとブタに言われたら――動物の尊厳とはなんだろう?
06 公平な不平等――不平等が許される場合とは?
07 勝者なしの場合――結果がよければ何をしてもいいのか?
08 海辺のピカソ――芸術は永遠だろうか?
09 善なる神――宗教なしの道徳は成立するのだろうか?
10 自由意志――すべてはあらかじめ決定されているのか?

100 喫茶店で暮らす人たち――わたしたちも搾取の加担者だろうか?

このほか本書に含まれる思考実験
「テセウスの船」「マリーの部屋」「中国語の部屋」「ビュリダンのロバ」「哲学的ゾンビ」「アキレスと亀のパラドックス」「ニューカムのパラドックス」「囚人のジレンマ」「抜き打ちテストのパラドックス」「砂山のパラドックス」…

【著者紹介】
著者・ジュリアン・バジーニ
イギリスの哲学誌“The Philosophers' Magazine”編集長。各紙誌への寄稿、テレビ出演などをとおして、哲学をわかりやすく一般に解説する哲学者としての顔ももつ。邦訳された共著に『倫理学の道具箱』『哲学の道具箱』(共立出版)、『哲学者は何を考えているのか』(春秋社)がある。

訳者・向井和美
京都府出身。早稲田大学第一文学部卒業。翻訳家。訳書に『仕事力がダントツに伸びる7つの冴えた方法』(PHP研究所)ほかがある。

内容説明

列車の暴走で40人が死にそうなとき、5人だけ死ぬほうにレバーを切り替えられるとしたらどうするか?身体と脳・生命倫理・言語・宗教・芸術・環境・格差…「ハーバード白熱教室」で取り上げられた「トロッコ問題」をはじめ、哲学・倫理学の100の難問。

目次

邪悪な魔物―理性で理性を疑えるだろうか?
自動政府―コンピュータに政治ができるだろうか?
好都合な銀行のエラー―誰も損をしなければ何をしてもよいか?
仮想浮気サービス―不倫はなぜいけないのか?
わたしを食べてとブタに言われたら―動物の尊厳とはなんだろう?
公平な不平等―不平等が許される場合とは?
勝者なしの場合―結果がよければ何をしてもいいのか?
海辺のピカソ―芸術は永遠だろうか?
善なる神―宗教なしの道徳は成立するのだろうか?
自由意志―すべてはあらかじめ決定されているのか?〔ほか〕

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

風眠

55
答えは「ここです」という終着点のない思考は、果てしが無くておもしろいと思う。思考をどこで停止させるかどうかも、決めるのは私。限りなく自由で、自由だから果てしない。頭を切り換えるのに、ひとつふたつ選んで読むのが良さそう。100の思考実験の中には、ダグラス・アダムス『宇宙の果てのレストラン』からの引用もいくつかあって、なんだかすごーく嬉しかった。ちょっとひねくれてて、モンティ・パイソンぽくて、ハチャメチャコメディというのは、どことなく不条理で、どことなく哲学に通じてるものなのかもしれないね、なんて。2013/05/31

ゲオルギオ・ハーン

36
「哲学的ゾンビ」や「アキレスと亀」などの有名な思考実験を紹介し、どういうところが議論のポイントなのかを簡単に説明した一冊。直感的に考えればいずれもすぐに答えは出るが、いずれも答えを出すことに意味があるのではなく、「それは本当に正しいのか」と自問していくことに意味があるように読めた。実験タイトルに主旨を記載したサブタイトルを付けるという親切な設計になっているのも良い。この本の読書会があるので今から楽しみです。「ゾンビ」「経験機械」「感覚と感受性」「ありふれた英雄」「テロ予告」が特に気になる思考実験でした。2023/05/03

あおい

36
良書でした。「不倫はなぜいけないのか?」「不平等が許される場合とは?」「犠牲になる命を選べるか?」「罪を犯しそうな人を罰してよいか?」「神は存在するのだろうか?」「聞く人がいなくても音はするのか?」「真でも偽でもない文とは?」「痛くない痛みはありえるのだろうか?」など…様々な思考実験と筆者の解説が書いてある。一つ一つは短いし、内容も多岐にわたっているので、哲学の入門として面白かった。2018/09/09

みや

32
読書会課題本。アイデンティティー・生命・宗教・格差など多岐に渡るテーマの難問100個。明確な答えが提示されるのではなく、読者が自分で考えていく形式で、読書中の脳と心の活動量が半端ない。第3の道を見つけるのはNG。二者択一をひたすら求められ、非常に疲れたが楽しかった。読後にみんなで読書会をして、更に面白さが激増した。「そこを疑問に感じる発想は無かった!」と新しい着眼点が幾つもあって、世界が広がったように感じる。大半は答えを出せずにいるが、一つだけ明確なのは、どんな条件であっても私は他人より家族を優先します。2023/05/17

ひめありす@灯れ松明の火

30
読書会の課題本。有名な問題の改題もあり「そう言う事なのかー」と思いました。正しいと思っていた事が揺らぐ「瞬きの時に起きていたかもしれない事」がたくさん。「お話しを書く人」である私と、現実の私と。色々考えてしまいます。何についてお話ししようかなあ。2023/05/03

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