内容説明
世界一短気な旅行者、嵐よういちが次なる旅の舞台に選んだのは、雑踏渦巻く混沌と灼熱のアジア。タイ、インドネシア、東チモール、ラオス、ベトナム、カンボジア、香港、そして初めての中国まで、2ヶ月半で11の国と地域を巡るアジアの突貫旅行に出発!バンコクの「ゲイのメッカ」で受けた危険なお誘い、ラオスで食すハッピーピザ、バリ島で見るジゴロの生態、インドネシアの腰砕けなダメガイドなど、立ちはだかるアジアの怪しい面々に、嵐よういちがキレまくる。大好評、『海外ブラックロード』シリーズ第四弾、堂々の文庫化。
目次
微笑みと夜遊びの国 タイ
ジゴロの楽園 インドネシア(バリ島)
誰も知らない…東ティモール
悪評は本当か?インドネシア(ジャカルタ)
理想国家 シンガポール
シンガポールになりきれない マレーシア
変わらない国 ラオス
何かにつけてバイク ベトナム
土煙の大地 カンボジア
高層ビルの竹林 香港
ストレンジ・ワールド 中国
ギャンブルするなら マカオ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yasutaka Nishimoto
2
2ヶ月でアジア各国をまわるが、東ティモールという発想はなかった。それほどどぎつい表現もなく、体験していることをすべて書いているわけでもなさそうな気がする。喋れる言語が多いのはうらやましい。英語もしゃべれない自分には、こんな旅行記は非常に面白い。2020/03/21
池田仮名
0
アジアのいいかげんさ自体も懐かしいものになっていくんだね2017/04/30
サウス@大学生活始めました
0
日本のこの生活に疲れているのか、スリルを求めてしまう。。。2016/12/01
くに1973
0
昔はよく読んだアジアの旅行記。今回も2日で読了。面白いのだが、あまり記憶に残らない。2016/02/12
umigame
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嵐よういちのアジアの主だった国のレポート。タイのゲイの事情から、各国の夜遊び情報、バス移動などガイドブックではあまり書いていない状況が分かり、アジアを一人旅したいと思っている人間にとっては読んでおいた方がよい本である。当時の東チモールにも行っており、近代化している国がおおいなか、昔ながらが保たれている国もあり興味深い。時代については10年以上前の状況である。2022/04/27