内容説明
大正期の青少年に多大な影響を与えた「創造哲学」。これは、大正十年に石丸梧平が朝日新聞に連載した『人間親鸞』が源流となっています。親鸞は、自分自身が苦悩する人間であることを語り、罪深い人間ほど成仏できることを教えました。親鸞はこう喝破しています。「悪人なおもて往生を遂ぐ、いわんや善人においておや」本書は、私たちに生きる希望を与えてくれます。混迷を極めている現代社会に生きる人たちにこそ読んで欲しい、人生の指南書。
目次
第1章 人生創造哲学(歓喜の人生;心眼を磨く;天運を拓く;創造無限)
第2章 人間親鸞(比叡山;救はれる道はないか;耳四郎;親鸞の結婚;吉水禅房の崩壊;流人親鸞)
著者等紹介
石丸元康[イシマルモトヤス]
人生創造哲学の承継者。人生創造哲学唱導者石丸梧平の直孫。創造哲学研究者。昭和16年(1941年)生まれ。早稲田大学大学院研究科(公法専攻)修了、法学修士。現在、人生創造社社主。人生創造運動本部長。人生創造活動の為、全国講演中。創造哲学研究会を結成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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