目次
第1章 ドイツで語り継がれるシュトレン物語(スパイスの香りのするお菓子、シュトレン;シュトレンの歴史;ドレスデンと、それ以外の地域;現代のシュトレンの規約;シュトレンを取り巻く厳しい環境 ほか)
第2章 シュトレン作りと、その技術(一般社団法人日本パン技術研究所・根岸靖乃;BFFコンサルタント・笠原明;美味しいパンの研究工房つむぎ・竹谷光司;パン工房ボワドオル・金林達郎;ツォップ・伊原靖友 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もけうに
4
かつては知る人ぞ知る、という程度の知名度だったシュトーレン。いつの間にかクリスマス時期定番商品に成長。こんなにどこもかしこもシュトーレン塗れになるとは予想していなかったなあ…。ドイツにおけるシュトーレンの歴史、日本での扱い、各店の製法、美しいシュトーレンの写真達…と見所満載。シュトーレンは激甘そうなルックスにビビるが、スパイスの効いた深い味わいは得も言われぬ美味しさ。お店毎に個性が出るのも楽しい。本書発行時に比べ、今は更にシュトーレン商戦は拡大。クリスマスにデコレーションケーキ以外の選択肢が増えて嬉しい。2023/01/01
チョビ
3
近所でドイツ、ウィーン菓子屋さんが見つけられないないため、参考にならないかな、と思い読んで見る、がやはり少ないなあ、と。日本人はこういうお菓子は好きじゃないのかなあ、確かにふわふわじゃないけど…。シニフィアンさんのなんか、泣けるほど美味しい…。なんかそれだけにこの本には可能性があってほしいなあ、と思います!2014/03/01
ひめ
3
大好きなお菓子。11月末ぐらいから、あちこちのシュトーレン買い、薄く切って食べております。私にとってクリスマス前までに必ず食べなければならないお菓子、シュトーレン。シュトーレンはシュトレンとも言うのですね。主に作り方を知りたくて、手に取りましたが歴史も満載。いろんなシュトレンがあって、面白かったよ。また来年、食べよっと。2014/01/14
すいれん
2
いつかは焼きたいシュトレン。表示される材料の単位に怯む。レシピだけでなく、いろんな話が載っていて読み物としても楽しかった。P100のオーガニックシュガーのが美味しそう。…ウリ先生のシュトレン、美味しかったなぁ。いつか、きっと…。行程を読めば読むほどひと切れ三口で食べたの反省しきり。2018/08/27