目次
第1章 近年の国内外の学校防災をめぐる状況(近年の自然災害に関する学校防災・危機管理の動向;日本のナショナルカリキュラム(学習指導要領)と学校防災への影響―戦後から近年までの学習指導要領を例にして
台湾光復中学校地震遺構(921地震教育園区)と減災教育
ドイツの中東地理学習における防災学習の特徴―カリキュラムと教科書の検討から)
第2章 自然災害からの教訓と想定される災害への対応(福島県の放射線教育・防災教育の現状;平成30年西日本7月豪雨などの特徴も意識した防災教育の教材化への視点―日本付近の暖候期の大雨の特徴の季節的・地域的多様性の中で;日本初の特別警報と想定外の避難所対応―2013(平成25)年9月15日、台風18号への対応の記録
地震防災学習は何からはじめるべきか)
第3章 新たな学校防災への取組(被災地における防災教育の実践―自助と共助の意識を持った児童の育成を目指して;これからの教員養成・教員研修における体系的な学校防災の構築―教職大学院での授業・実習を例に;自然災害に向きあう高校教育活動の実践例;通学路のブロック塀の安全点検を取り入れた地震防災教育プログラムの実践―南海トラフ巨大地震に備えて;学校・家庭・地域ぐるみの防災教育の推進―我が家の“防災会議”につなげるストーリーある取組)