【新宿本店】 ※中止決定※ 紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫 Readers Club読書会 #61「世界中の女子に150年間愛読される名作、オルコット『若草物語』の魅力」訳者・麻生九美さんを迎えて 2020/2/26
※イベント中止のお知らせ※
今回の『新型コロナウィルス感染症』に関して、主催者の意向により中止の決定を致しました。
読書会を楽しみにされていたお客様には大変申し訳ありません。
改めて、麻生先生をお招きして読書会を開催したいと考えていますが現在のところ未定です。
何卒、ご了解のほどお願い申し上げます。

『若草物語』はメグ、ジョー、ベス、エイミーの、感性豊かで個性的な四姉妹と、南北戦争に従軍する父親に代わり家を守る堅実な母親との1年間の物語。隣家のローレンス氏や少年ローリーらとの交流を通して大人に近づいていく少女たちを描いた本書は、1868年に初版が刊行されるや瞬く間にベストセラーとなり、以来女性を中心に愛読されてきました。日本でも1906年に初めて翻訳され、以後これまで何度も翻訳されています。
また、映画化・ドラマ化・アニメ化などの例は数知れず、今年も、次女ジョーの視点から物語を描き直した映画『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/若草物語』がアカデミー賞にノミネートされるなど話題となっています。
この作品が150年以上もの長い間、世界中で愛されているのはどうしてなのでしょうか。今回の読書会では、本作を新訳された麻生九美さんをお招きし、著者ルイーザ・メイ・オルコットの人生も紹介していただきながら、本作の魅力や読みどころについてたっぷり語っていただきます。
(聞き手:光文社古典新訳文庫・創刊編集長 駒井稔)
○日時:2020年2月26日(水)18:30~ (開場18:15)
○場所:紀伊國屋書店新宿本店 9階イベントスペース
○定員:50名
○参加費:無料
○参加方法:2020年2月1日(土)午前10:00より2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
○お問い合わせ 新宿本店2階カウンター 03-3354-5702*イベントは1時間30分~2時間程度を予定しております。
*トーク終了後ご希望の方には講師の著書・翻訳書にサインをお入れします。
*19:30以降の入場はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。
【麻生九美さんプロフィール】
東京都生まれ。翻訳家。早稲田大学卒業。訳書に、『ナージャ わが道をゆく』(サレルノ=ソネンバーグ)、『ナマズ入江の大洪水』(バーマン)、『アベルの島』(スタイグ)、『永遠の少年少女――アンデルセンからハリー・ポッターまで』(ルーリー)、『フェルトリネッリ――イタリアの革命的出版社』(カルロ・フェルトリネッリ)、『パブリッシャー――出版に恋をした男』(マシュラー)など多数。
感性豊かで個性的な四姉妹と、南北戦争に従軍する父親に代わり、家を守る堅実な母親との1年間の物語。
隣家のローレンス氏や少年ローリーらとの交流を通し、少女たちは大人に近づいていく。
ティーンエイジャーの日常を生き生きと描く、不朽の名作!
著者が出版を手がけた11人がノーベル文学賞を受賞し、また英国の芥川賞と言われるブッカー賞の創設者でもある。
ロアルド・ダール、ドリス・レッシング、ジョン・レノン、イアン・マッキューアン、ジェフリー・アーチャー、サルマン・ラシュディ、ガルシア・マルケスなど、文学者、絵本作家150人余がぞくぞくと登場する。
胸のときめく本が発想される瞬間。
制作の現場。
人とお金のドラマ。
―やがてアメリカの巨大資本に呑み込まれてしまったひとりの出版人の冒険が、出版業の未来を照らしだす。
愛する妻のもとへ帰るという決意を胸に、大自然の中でたった一人どうにか生きのびようとするが...。
苦難を乗りこえ、強くたくましく成長してゆくアベルの、心あたたまる愛の物語。