【新宿本店】 『年月日』(閻連科著/谷川毅訳、白水社)刊行記念 日本の読者へ~閻連科、自作を語る~ 閻連科✕飯塚容(通訳・進行:田原) (2016年11月12日)

『年月日』(閻連科著/谷川毅訳、白水社)刊行記念
日本の読者へ~閻連科、自作を語る~
閻連科✕飯塚容(通訳・進行:田原)


nengappi_cover.jpg
長篇『愉楽』(河出書房新社、2014年)で日本の読者に鮮烈な印象を残した閻連科。中国国内ではその著作がしばしば禁書、発禁になることでも知られているが、農民出身の著者の本領は、むしろ本作『年月日』にこそ表われている。千年に一度の大干ばつに見舞われた中国の寒村。作物が枯れ果てた畑に、たった一本残ったトウモロコシの苗を守るため村に残った老爺と盲目の犬は、わずかな食料をネズミと奪い合い、オオカミに立ち向かう。一人と一匹の命をつなぐため、最後に選んだ手段とは?農民の素朴な姿や細やかな感情表現、そして中国農村の現実。それを神話的に描いた本作は、これまで日本で紹介されてきた閻連科作品とは一線を画し、著者の新たな一面、そして本来の顔を日本の読者に届けることになるであろう。今回の対談では、閻連科『父を想う』の翻訳者でもある飯塚容氏を聞き手に迎え、閻連科作品の魅力、読み方を、翻訳者なればこその立場、視点を交え、閻連科文学そして中国現代文学について縦横に語り合う。

わしの来世がもし獣なら、わしはおまえに生まれ変わる。おまえの来世がもし人間なら、わしの子どもに生まれ変わるんだ。一生平安に暮らそうじゃないか。




日  時|2016年11月12日(土) 13:45開場 14:00開演 
 
会  場|紀伊國屋書店新宿本店8階 イベントスペース

参加方法|参加には整理券(先着50名)が必要です。

※整理券の数には限りがございます。なくなり次第、配布を終了させていただきます。

【予約のご案内】
10月27日(木)10:00より、お電話でご予約をお受けいたします。お電話でご予約をされた方は11月5日(土)~イベント当日までに新宿本店2階カウンターにて、『年月日』(白水社刊 1,700円+税)をお買い上げの上、ご予約の整理券をお受け取り下さい。

ご予約電話番号 03-3354-5702

(新宿本店2階直通/受付時間:10:00~21:00)


※当店に繋がる他の電話番号にかけられても整理券のご予約は承れませんのでご注意下さい。
※間違い電話が頻発しています。上記の電話番号を今一度お確かめの上お掛け下さい。
※イベントに関するお問い合わせも、上記の電話番号までお願いいたします。



【プロフィール】
閻連科.jpg著者:閻連科(Yan Lian Ke)
1958年河南省の西山岳地域に生まれ。中国の著名な作家。主要な作品は、長編小説『夏日落』、『日光流年』、『堅硬如水』、『受活』(邦訳『愉楽』)、『為人民服務』(邦訳『人民に奉仕する』)、『丁庄夢』(邦訳『丁庄の夢』)、『風雅頌』、『四書』、『炸裂志』(邦訳『炸裂志』)など二十部あまり、中でも《夏日落》、『為人民服務』、『丁庄夢』、『四書』は中国大陸で発禁処分となった。『沈黙与喘息−−我所経歴的中国与文学』(邦訳『沈黙の喘ぎ−−私が辿ってきた中国と文学』)はまだ中国大陸では出版されていない。今、中国で最も影響力があり論争の中心となっている、世界的にも注目されている作家である。第一回、第二回魯迅文学賞、マレーシア世界華語文学賞を受賞、2012年にはフランスのフェミナ賞、イギリスのブッカー賞のショートリストに入った。2014年フランツ・カフカ賞を受賞。2015年には『受活』が日本のTwitter文学賞で一位を獲得した。2016年第6回香港紅楼夢賞を受賞。2004年、"作品が人を不安に陥れる"として軍から退くことになり、現在は中国人民大学文学院に教授、作家として在籍、香港科学技術大学の客員教授。


飯塚さん.png聞き手:飯塚容(いいづか・ゆとり)
1954年北海道札幌市生まれ。東京都立大学大学院修了。中央大学文学部教授。著書に、『「規範から」の離脱----中国同時代作家たちの探索』(共著、山川出版社)、『文明戯研究の現在』(共編著、東方書店)、『中国の「新劇」と日本』(中央大学出版部)ほか。訳書に、余華『活きる』(角川書店)、『ほんとうの中国の話をしよう』『血を売る男』『死者たちの七日間』(河出書房新社)、高行健『ある男の聖書』『霊山』『母』(集英社)、鉄凝『大浴女』(中央公論新社)、蘇童『碧奴』(角川書店)、『河・岸』(白水社)、閻連科『父を想う』(河出書房新社)、畢飛宇『ブラインド・マッサージ』(白水社)ほか。



田原さん.jpg通訳・進行:田原(ティエン ユアン)
1965年、中国河南省出身。立命館大学大学院文学研究科日本文学博士。主な著書に詩集『田原詩選』(中国語)、Beijin-Tokyo Poems Composition(英語訳)、『そうして岸が誕生した』(日本語)、『石の記憶』(日本語)、翻訳書に『谷川俊太郎詩選』(単行本詩集も含む中国語訳11冊)、『辻井喬詩選集』(中国語訳)、編著『谷川俊太郎詩選集1~4巻』(集英社文庫)、博士論文集『谷川俊太郎論』(岩波書店)、『田原詩集』(思潮社現代詩文庫2014年)などがある。2001 年第1 回留学生文学賞大賞を受賞。2010 年第60 回H 氏賞を受賞。2013年第10回上海文学賞を受賞。2015年第1回海外華文傑出詩人賞受賞など。詩人、翻訳家。現在、城西国際大学で教鞭を執る。


注意事項◆
・トークショー後、ミニサイン会を開催いたします。ご希望の方は当日『年月日』(白水社刊)をお持ちください。(2016年11月7日追記)
・整理券の配布は1冊につき1枚(1枚=1席)とさせていただきます。
・整理券の紛失に伴う再発行は致しかねます。
・電話予約のみの方は、イベント終了時点ですべてキャンセル扱いとさせていただきます。
・当日は自由席となります。
・イベント会場での録音は固くお断りします。
・お客様のご都合や交通機関の遅延により時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
・イベントの出演者・内容については急な変更等ある場合がございます。予めご了承下さい。
・定員になり次第、受付を終了させていただきます。尚、当サイトでの受付終了のご案内は遅れる場合がございます。予めご了承下さい。

2016.10.17 イベントに行こう  文学 東京 関東