【札幌本店】 第104回サイエンス・カフェ札幌「のぞいてごらんなさい」分子をつかむ光のピンセット【2018年12月2日(日)14:30~16:00】


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2018年のノーベル物理学賞は新しいレーザー技術を発明した3人の科学者に贈られました。そのうちの一人、アーサー・アシュキン氏が発明したのが、光の力を使ってミクロや粒子やナノレベルの分子をつかむ「光ピンセット」という技術です。光の力?私たちは普段、光を浴びても、力が加わっているような感覚は感じません。しかし、とても精密な実験をすると光の圧力は測定可能で、夏目漱石に書いた小説「三四郎」の中でも、野々宮という登場人物がこの実験に携わっています。野々宮は三四郎に、光の圧力の実験装置の中を「のぞいてごらんなさい」と勧めます。この力を知った三四郎は「大いに驚いた。驚くとともに光線にどんな圧力があって、その圧力がどんな役に立つんだか、まったく要領を得るに苦しんだ。」と、疑問に思うのです。現在、アシュキン氏の発明した「光ピンセット」は、工学や生命科学をはじめとする様々な分野への応用に向けて研究が進んでいます。本サイエンス・カフェでは、この分野の第一人者である笹木敬司さんをお迎えし、「光ピンセット」で切り拓くナノ科学研究の最新研究、そして微かな光の力に魅了された物理学者たちのロマンについて語っていただきます。さて、三四郎が抱いた疑問に現代の物理学者はどう答えるのでしょうか?

【日時】2018年12月2日(日) 14:30~16:00 
    
【場所】紀伊國屋書店札幌本店 1Fインナーガーデン
    (トークイベント、申し込み不要、直接会場へお越しくださいませ)
【主催】北海道大学高等教育推進機構
    科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP) 
    

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